田中芳樹ばかり。
多分、一応ミステリー。
頭脳明晰、眉目秀麗、性格破綻と三拍子揃った警視、薬師寺涼子のあだ名は
その名も「ドラよけお涼」。いわく、「ドラキュラもよけて通る」というのが語源らしい。
警視庁のエリートにしてアジア最大の警備会社「JACES」の取締役社長の娘でもあるのだが、
変な事件に積極的に首を突っ込む妙な癖がある。
部下の泉田準一郎は物語の語り部役。
自由奔放すぎるお涼とは逆に割合地味でわりと常識人である。
彼らが関わる捜査に、何故か高頻度で現れる2人組が
ちょっとお堅い思想の持ち主で、お涼とは犬猿の仲の室町由紀子と
お調子者で、お涼を尊敬してやまない岸本明。
結局彼らも事件に巻き込まれ、一緒に行動することが多い。
結婚式場で急に空から降ってきた死体。
式に出席していた涼子と泉田が目にしたのは異形の有翼人だった。
有翼人を追って2人が辿り着いた建物には「三田分室」の文字が。
コードネームを「万魔殿(パンデモニウム)」として捜査を始める。
何に驚いたって、最後の方で出てくる有翼人とかが
トリックの産物だったとかそういうことがなく、当然のように
化け物として出てくるところだろうか。
そしてその人外とひるまずに渡り合える涼子と泉田は
どんな太い神経をしているのだろうと疑ってしまう。
お涼に言いように扱われている泉田が可哀想です。
泉田のためにもお涼にはもうすこしばかり良識という物を身につけて欲しい。
![]() | 東京ナイトメア―薬師寺涼子の怪奇事件簿 (講談社文庫) (2002/04) 田中 芳樹 商品詳細を見る |
多分、一応ミステリー。
頭脳明晰、眉目秀麗、性格破綻と三拍子揃った警視、薬師寺涼子のあだ名は
その名も「ドラよけお涼」。いわく、「ドラキュラもよけて通る」というのが語源らしい。
警視庁のエリートにしてアジア最大の警備会社「JACES」の取締役社長の娘でもあるのだが、
変な事件に積極的に首を突っ込む妙な癖がある。
部下の泉田準一郎は物語の語り部役。
自由奔放すぎるお涼とは逆に割合地味でわりと常識人である。
彼らが関わる捜査に、何故か高頻度で現れる2人組が
ちょっとお堅い思想の持ち主で、お涼とは犬猿の仲の室町由紀子と
お調子者で、お涼を尊敬してやまない岸本明。
結局彼らも事件に巻き込まれ、一緒に行動することが多い。
結婚式場で急に空から降ってきた死体。
式に出席していた涼子と泉田が目にしたのは異形の有翼人だった。
有翼人を追って2人が辿り着いた建物には「三田分室」の文字が。
コードネームを「万魔殿(パンデモニウム)」として捜査を始める。
何に驚いたって、最後の方で出てくる有翼人とかが
トリックの産物だったとかそういうことがなく、当然のように
化け物として出てくるところだろうか。
そしてその人外とひるまずに渡り合える涼子と泉田は
どんな太い神経をしているのだろうと疑ってしまう。
お涼に言いように扱われている泉田が可哀想です。
泉田のためにもお涼にはもうすこしばかり良識という物を身につけて欲しい。
田中芳樹オンライン週間
先ずはお詫びと訂正。
前回うっかり「連邦」って書いてしまったけど「同盟」の間違いです。
帝国と同盟の対立、そして陰謀めいた自治領の三つの勢力が
宇宙空間において智略と物量を競う、ある種王道的なスペースオペラ。
皇帝亡き後、自らに与しない貴族達の一掃を図ろうと、
自由惑星同盟内部にクーデターを起こそうと画策する
ローエングラム伯ラインハルトは同盟側へとスパイを送る。
かくしてクーデターは起こり、その鎮圧のため
ヤン・ウェンリーが首都に呼び出されることになった。
帝都での貴族とラインハルトとの政治的やりとりが面白かった。
残念ながらラインハルトよりもヤン・ウェンリーの方に
親しみとあこがれを抱いてしまうのは天才指向ではないからなんだろうな。
ラストの方のワンシーンが非常に印象に残った。
キルヒアイス……
![]() | 銀河英雄伝説 2 野望篇 (2) (創元SF文庫 た 1-2) (2007/04) 田中 芳樹 商品詳細を見る |
先ずはお詫びと訂正。
前回うっかり「連邦」って書いてしまったけど「同盟」の間違いです。
帝国と同盟の対立、そして陰謀めいた自治領の三つの勢力が
宇宙空間において智略と物量を競う、ある種王道的なスペースオペラ。
皇帝亡き後、自らに与しない貴族達の一掃を図ろうと、
自由惑星同盟内部にクーデターを起こそうと画策する
ローエングラム伯ラインハルトは同盟側へとスパイを送る。
かくしてクーデターは起こり、その鎮圧のため
ヤン・ウェンリーが首都に呼び出されることになった。
帝都での貴族とラインハルトとの政治的やりとりが面白かった。
残念ながらラインハルトよりもヤン・ウェンリーの方に
親しみとあこがれを抱いてしまうのは天才指向ではないからなんだろうな。
ラストの方のワンシーンが非常に印象に残った。
キルヒアイス……
田中氏のSF、あまりSFって読まないなぁ
田中芳樹っていうと色々やっているイメージがある。
最近マイブームが訪れつつある田中芳樹。
帝国と連邦との対立と、その最中で輝いた英雄達の物語、だと思う。
眉目秀麗、奇策が好きなラインハルトと歴史大好きな秀才のヤンとの
二人の作戦が激突する一戦が個人的に気に入っている。
ありがち設定ではあるけれど、充分におもしろい。
SF読んだことが少なかったけれども読みやすい部類に入ると思う。
メイン(?)の2人以外にも補佐的な陣営のメンバーが良い感じ。
特にラインハルトの幼なじみでもあるキルヒアイスは、
今のところ一番のお気に入りである。今後の活躍に期待。
![]() | 銀河英雄伝説 1 黎明編 (創元SF文庫) (2007/02/21) 田中 芳樹 商品詳細を見る |
田中芳樹っていうと色々やっているイメージがある。
最近マイブームが訪れつつある田中芳樹。
帝国と連邦との対立と、その最中で輝いた英雄達の物語、だと思う。
眉目秀麗、奇策が好きなラインハルトと歴史大好きな秀才のヤンとの
二人の作戦が激突する一戦が個人的に気に入っている。
ありがち設定ではあるけれど、充分におもしろい。
SF読んだことが少なかったけれども読みやすい部類に入ると思う。
メイン(?)の2人以外にも補佐的な陣営のメンバーが良い感じ。
特にラインハルトの幼なじみでもあるキルヒアイスは、
今のところ一番のお気に入りである。今後の活躍に期待。
本屋に行ったら置いてあったので買ってきた。
「りかさん」の時代からすこし後になってからの話。
蓉子(ようこ)にりかさんをくれた祖母もなくなってしまった。
残された家で蓉子を含む4人が生活を始めることになった。
そこにもりかさんのすがたはあった。もう話しかけてはこなかったが。
祖母の家で暮らす4人は、みな伝統的なものや自然に対して
それぞれが自分の考えを持っていて、織物や染め物などを
互いに協力して日々を過ごしてゆくなかで、彼女らの関係にも
緩やかに変化してゆく…
複数人で暮らす事の難しさは今の生活で骨身にしみているのだけど、
彼女らの関係性はある種独特のものがあったからとはいえ
物語にある、うまくいってる生活感がちょっと羨ましいなぁ、と思ってしまう。
いや、特にトラブルがある訳じゃあないんだけれど。
こういう壮大な物語はあこがれる一方で、自分には縁がないという事で
意気消沈してしまうのは多分結構もったいないんだろうな。
今一緒に住んでいる連中と、それなりに良い関係を気づけたらいいなぁ。
![]() | からくりからくさ (新潮文庫) (2001/12) 梨木 香歩 商品詳細を見る |
「りかさん」の時代からすこし後になってからの話。
蓉子(ようこ)にりかさんをくれた祖母もなくなってしまった。
残された家で蓉子を含む4人が生活を始めることになった。
そこにもりかさんのすがたはあった。もう話しかけてはこなかったが。
祖母の家で暮らす4人は、みな伝統的なものや自然に対して
それぞれが自分の考えを持っていて、織物や染め物などを
互いに協力して日々を過ごしてゆくなかで、彼女らの関係にも
緩やかに変化してゆく…
複数人で暮らす事の難しさは今の生活で骨身にしみているのだけど、
彼女らの関係性はある種独特のものがあったからとはいえ
物語にある、うまくいってる生活感がちょっと羨ましいなぁ、と思ってしまう。
いや、特にトラブルがある訳じゃあないんだけれど。
こういう壮大な物語はあこがれる一方で、自分には縁がないという事で
意気消沈してしまうのは多分結構もったいないんだろうな。
今一緒に住んでいる連中と、それなりに良い関係を気づけたらいいなぁ。
梨木香歩第三弾。結構好きな作風だ。
今まで有名だったからと言う理由で敬遠していたのは勿体無かった。
梨木さんはどちらかというと幻想小説寄りだと思う。
「リカちゃん」人形が誕生日に欲しいと思っていたようこに
祖母から送られてきたのは市松人形の「りかさん」だった。
人形と祖母、それからようこと心を通わせられるりかさんとが
繰り広げる日常の中の非日常はとても心躍る。
当たり前のように友達の家にも古い人形があって、
それらの話す昔話は、その人形の個性といっても差し支えないと思う。
ほしいものが望まない形で置き換えられてしまったときの
えも言われない衝動は、似たような経験があるので容易に想像できる。
でも、そこに新たな発見があったりして、最終的には良かったと思える。
そんな記憶を思い起こさせた。
続編みたいなものに「からくりからくさ」があるので次はこれを読もう
今まで有名だったからと言う理由で敬遠していたのは勿体無かった。
![]() | りかさん (新潮文庫) (2003/06) 梨木 香歩 商品詳細を見る |
梨木さんはどちらかというと幻想小説寄りだと思う。
「リカちゃん」人形が誕生日に欲しいと思っていたようこに
祖母から送られてきたのは市松人形の「りかさん」だった。
人形と祖母、それからようこと心を通わせられるりかさんとが
繰り広げる日常の中の非日常はとても心躍る。
当たり前のように友達の家にも古い人形があって、
それらの話す昔話は、その人形の個性といっても差し支えないと思う。
ほしいものが望まない形で置き換えられてしまったときの
えも言われない衝動は、似たような経験があるので容易に想像できる。
でも、そこに新たな発見があったりして、最終的には良かったと思える。
そんな記憶を思い起こさせた。
続編みたいなものに「からくりからくさ」があるので次はこれを読もう
基本的には作家買い。
いくつかの作品が気に入ると、中身を確かめずにそのまま購入を決定する癖がある。
ついでに過去の作品を集め出したりするので必然的にどんどん増えてくのが
最近のもっぱらの悩みではあるのだけれど、どうしても止められない。
本文の全てが「Q」&「A」、つまり質問と回答で成り立っていて、
Answer, 回答側が物語を進めていくという風変わりな展開の小説。
地の文の質問者と、それに答える長い回答の対比だけで
充分に面白いと思う一方で、小説だからなのだろうけども
前半部分の、たった一言、二言でこんなにも話を引き出せる誘導術とか
それに答えて長々と喋れる人とかが非常に羨ましい。
一風変わった書き口の話に興味がある人へ。
![]() | Q&A (2007/04) 恩田 陸 商品詳細を見る |
いくつかの作品が気に入ると、中身を確かめずにそのまま購入を決定する癖がある。
ついでに過去の作品を集め出したりするので必然的にどんどん増えてくのが
最近のもっぱらの悩みではあるのだけれど、どうしても止められない。
本文の全てが「Q」&「A」、つまり質問と回答で成り立っていて、
Answer, 回答側が物語を進めていくという風変わりな展開の小説。
地の文の質問者と、それに答える長い回答の対比だけで
充分に面白いと思う一方で、小説だからなのだろうけども
前半部分の、たった一言、二言でこんなにも話を引き出せる誘導術とか
それに答えて長々と喋れる人とかが非常に羨ましい。
一風変わった書き口の話に興味がある人へ。
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